賃貸物件を探していると、最上階のみ家賃が高く設定されているというケースを目にすることがありませんか?
それは他の部屋にはない、最上階ならではのメリットがあるためです。
一方でデメリットもあるため、どちらも理解したうえで最上階を選ぶかどうか決めなければなりません。
そこで今回は、賃貸物件の最上階に住むメリットとデメリットを解説します。
またデメリットに対しての対策方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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賃貸物件のなかでも、とくに高層マンションの最上階に憧れを抱いている方は多いのではないでしょうか。
最上階に住んでいるだけでステータスになると感じる方もいますが、具体的にどのようなメリットがあるかご存じですか?
ここでは賃貸物件の最上階に住むメリットを4つご紹介します。
上階からの騒音がない
最上階の場合、上には部屋がなく人が住めないため、上階からの騒音に悩むといったことはないでしょう。
たとえ防音対策を施した賃貸物件でも、上階からの物音を完全に防ぐことはできません。
とくに小さな子どもがいるご家庭の下階に住む場合、泣き声や走り回る音などといった生活音に悩まされるケースも考えられます。
最上階であれば、そういったストレスを感じずに過ごすことができます。
見晴らしが良く開放感がありながら、プライバシーを保てる
周りに高い建物がない高層マンションであれば「青い海が見渡せる」「夜景がきれい」「街のシンボルマークが見える」など、自宅から美しい景色を眺められるお部屋もあるでしょう。
また10階建て以上の高層マンションの場合、歩行者の視線を気にすることなく生活ができるためプライバシーを保ちやすくなります。
建物の総階数や立地によって異なるものの、部屋から景色を楽しめる、開放感がありながらもプライバシーが保てるといった点は、最上階に住むメリットと言えるでしょう。
日当たりが良い
最上階は周りに視界を遮る建物が少なく、日当たりが良い点もメリットです。
日当たりが良いと「洗濯物がすぐ乾く」「観葉植物が育ちやすい」といった他にも、日中は照明をつけなくても明るいといったうれしいポイントがあります。
また冬季は低層階に比べて暖かいため、暖房器具を使用しなくても過ごせるなど節電効果も期待できます。
低層階に比べ防犯性が高い
警視庁が2019年に公表している侵入窃盗のデータによると「3階建以下の共同住宅への侵入」が5,379件、「4階建以上の共同住宅への侵入」が2,134件となっており、その差は2倍にも及びます。
上記の結果から見てわかるように、階数が高いほうが窃盗被害に合いにくいというわけです。
しかし最上階だから安心といったことはなく、屋上から部屋のベランダに降り侵入してくるといったケースも考えられます。
仮に最上階に住むとなった場合も防犯意識は常に持ち、窓や玄関ドアの施錠を忘れないよう意識しましょう。
賃貸物件の最上階に住むデメリット

賃貸物件の最上階に住むメリットを4つご紹介しましたが、一方でデメリットも存在します。
ここでは、賃貸物件の最上階に住むとどのようなことがデメリットとなるのかご紹介します。
家賃が高め
最上階には、さきほど述べたような低層階にはないメリットがあるため、家賃も高めに設定されていることが多いです。
とくに高層マンションの場合、階数が上にいくほど家賃が高くなる傾向にあり、総階数の高いマンションほど低層階との家賃差が現れます。
ただしエレベーターの有無や部屋の設備によっては、階数による差があまりない賃貸物件もあります。
家賃に対して得られるメリットが見合わないと感じる方にとっては、家賃の高さもデメリットと言えるでしょう。
他の部屋よりも暑い
メリットで日当たりの良さについて挙げましたが、その一方で夏になると暑さに悩まされるといったことも少なくありません。
上の階に部屋がないため、屋根からの熱が伝わりやすく他の階よりも暑いと感じることが多いのです。
場合によってはエアコンが効きにくいといったこともあります。
最近では、屋根との間に断熱素材を入れるなどの暑さ対策を施している物件もあるため、部屋を借りる前に不動産業者に確認すると良いでしょう。
災害時のリスクが高い
最上階は地震や台風などの災害時に、揺れを感じやすいといったデメリットがあります。
さらに小さな地震の場合でも、高層階になればなるほど揺れを強く感じる傾向があるため、家具をよりしっかり固定しておくなどの地震対策をおこなう必要があるのです。
また少しの揺れでエレーベーターが止まってしまうケースがあり、そうなると長い階段を上り下りしなければなりません。
買い出しにいかなくても大丈夫なよう、食料や飲み物などの備蓄品は多めに用意しておきましょう。
エレベーターの待ち時間が長い
高層マンションなどの場合、規模に対してエレベーターの数が少ないと、待ち時間が長くなるといったデメリットがあります。
たった数分の待ち時間でも、毎日のことと考えると結構な負担になるのではないでしょうか。
とくに下の階まで降りて忘れ物に気づいた場合など、また最上階まで昇らないといけなくなり、さらに時間がかかってしまいます。
通学前や出勤前など人の移動が多くなる時間帯には、エレベーターを待つ時間も考慮して家を出るなどの工夫が必要です。
賃貸物件の最上階に住む際にできる対策

ここまで賃貸物件の最上階に住むメリット・デメリットを解説してきました。
最上階に住むデメリットはあるものの、低層階では味わえないメリットがあるのも事実です。
では、最上階に住むデメリットを解消できれば、より快適に住むことができるのではないでしょうか?
ここではデメリットに関して、自分でできる対策を3つご紹介します。
暑さ対策
自分でできる暑さ対策として以下のような方法があります。
窓に遮熱カーテンやすだれを設置する
窓から差し込む日光を遮ることで、部屋の温度上昇を防ぐことができます。
室内が暗くなるのを避けたい方は、すだれや遮熱効果のあるレースカーテンがおすすめです。
サーキュレーターを活用する
暑さ対策では室内に熱気がこもらないようにすることも重要です。
そこでサーキュレーターが役立ちます。
窓を開けた状態でサキューレーターを外に向けると、室内の空気と外の空気を入れ替え、スムーズな換気が可能です。
冷房効率を上げたい場合は、エアコンの真下にサーキュレーターを置き、床と平行方向に風を届けるようにすると部屋全体を効率よく冷やすことができます。
災害対策
地震の際、高層階は揺れを強く感じる傾向にあるため、家具が転倒する危険性も高くなります。
そこで家具転倒防止グッズなどを使用して、地震時に家具が動かないようにしておきましょう。
そして、もっとも重要なこととして「避難経路の把握」が挙げられます。
災害時に避難するための経路や非常階段の位置、下の階に降りるルートが他にあるかなどを事前に把握しておくことが大切です。
虫害対策
賃貸物件の最上階に住むと害虫被害に合わないと考える方も多いですが、必ずしもそうとは言い切れません。
低層階と比べると被害は少なくなりますが、最上階ではハトなどの鳥が集まりやすくなるといったデメリットもあります。
ハトなどの鳥対策としては以下の方法があります。
●エサになるようなものをベランダに置かない
●水飲み場にされないよう、水がたまる場所をつくらない
●鳥が巣をつくりそうなエアコンの室外機裏などを常にチェックし、清潔にしておく
また虫害対策としては、常に清潔を保つことが重要です。
こまめな清掃と換気をおこない、生ゴミはその日のうちで処理するなどして害虫が好まない環境をつくりましょう。
まとめ
賃貸物件の最上階に住むと、防犯性が高い・開放感があるなどさまざまなメリットがある反面、家賃が高いなどのデメリットもあります。
デメリットについては自分でできる対策方法もあるため、それらを踏まえたうえで最上階の物件を検討しましょう。
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