引っ越しの際に注意したいポイントはさまざまですが、自家用車を所有している方は車庫証明にも注意が必要です。
賃貸物件に引っ越す際にも車庫証明は必要になるものの、車庫証明が取得できないパターンもあります。
この記事では、車庫証明とは何かという概要をはじめ、車庫証明を取得することが不可能なケースや代替案をご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件の契約時に取れないとどうなる?車庫証明とは

賃貸物件をお探し中の方のなかには、そもそも車庫証明が何なのかをあまり詳しく知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まずは、車庫証明とは何かという概要をご紹介します。
車庫証明とは
車庫証明は、正式名称を「自動車保管場所証明書」と言い、所有している自動車の保管場所を確保していることを証明する書類です。
車庫証明の取得は「自動車の保管場所の確保等に関する法律」で義務付けられており、新しい自動車を購入した際や転居に伴い保管場所が変わった際には申請が必要です。
その理由として、保管場所がない状態で自動車を所有していると、公道や他人の敷地への違法駐車により周囲に迷惑を掛けたり安全を阻害したりするおそれがあることが挙げられます。
車庫証明が必要なのは、ナンバープレートが白色の普通自動車です。
排気量660cc以下でナンバープレートが黄色の軽自動車や、ナンバープレートが黒色または緑色の事業用の自動車の場合、車庫証明は必要ありません。
車庫証明は、賃貸物件に入居する際にも必要であり、一部の地域を除き申請・取得の手続きが求められます。
意図的に虚偽の申請をおこなって車庫証明を取得するのは違法行為にあたるため、この記事でご紹介する代替案を活用して正しく申請しましょう。
申請方法
車庫証明を取得する際には、保管場所を管轄する警察署で申請手続きをおこなう必要があります。
まずは、管轄する警察署の都道府県警察本部のホームページにアクセスし、必要書類を入手しましょう。
必要書類を揃えたら、警察署の交通課に提出します。
申請に必要な手数料は地域によっても異なるため、書類を用意する段階で確認しておくと安心です。
申請手続きをおこなうと、3日から1週間を目安に車庫証明が発行されます。
車庫証明は警察署で受け取る必要があり、受け取りの際には交付手数料として500円が必要です。
申請手続きと受け取りで2回警察署に行く必要があるため、仕事などで忙しく平日の日中に警察署に行くのが難しい場合は行政書士に依頼するのも良いでしょう。
賃貸物件に引っ越した際に車庫証明が取れないケース

車庫証明は、警察署に書類を提出すれば必ず発行されるものではありません。
賃貸物件に引っ越しをする際に車庫証明が取れないパターンには大きくわけて2つの原因があるため、賃貸物件の契約前に主な原因を確認しておきましょう。
賃貸物件に引っ越す前に知っておきたい、車庫証明が取れない2つのケースをご紹介します。
書類に不備がある
警察署に提出する書類に不備がある場合、書類を受理してもらえません。
代表的な例として、必要な書類の不足が挙げられます。
車庫証明の申請には、自動車保管場所証明申請書をはじめ複数の書類が必要であり、必要書類のうち1つでも欠けていると受理されません。
また、書類のなかの必要事項に記載漏れがある場合にも受理されないため注意が必要です。
必要書類は都道府県警のホームページで確認できるほか、記載例も掲載されているため、ホームページを参考に漏れがないかを確認しておきましょう。
そのほか、申請書類に誤字や脱字がある場合も受理されません。
ご本人が申請をする場合はその場で訂正すれば問題ありませんが、行政書士などの代理人に申請してもらう場合はその場で訂正ができないため、もう一度警察署に出向く必要があります。
代理人に申請を依頼する場合は、誤字や脱字がないかをとくに注意深く確認しましょう。
法律上の要件に合致しない
書類に不備がなく受理されても、法律上の要件に合致しないことが判明し車庫証明が取れないパターンもあります。
自家用車の場合、車の保管場所と自宅は直線で2km以内と定められているため、住む予定の賃貸物件から2kmを超える場所を保管場所に指定することはできません。
また、指定された場所が車の保管場所に適さないパターンでも車庫証明は取れないため注意が必要です。
保管場所が狭すぎて駐車できないパターンや、田んぼなどの物理的に車を駐車できない場所が指定されているパターンなどが該当します。
くわえて、警察が現地調査をおこなった際に申請した保管場所に別の車が止まっている場合も、要件に合致しないと判断されてしまいます。
車の買い替えなどの事情で古い車を止めておく必要があるなどの事情がある際には、その旨を申請の際に伝えておけば問題ありません。
申請書にも使用中の車のナンバーを記載する項目があるため、忘れずに記入しておきましょう。
賃貸物件に引っ越す際に車庫証明が取れないときの代替案

契約する賃貸物件に駐車場が付いていれば、その駐車場を保管場所に指定して車庫証明の申請をおこなうことが可能です。
しかし、そうでない賃貸物件を契約する場合には、車庫証明を取るための代替案を取る必要があります。
賃貸物件に引っ越す際に車庫証明が取れないときの代替案を2つご紹介します。
月極駐車場を契約する
自家用車の場合、契約する賃貸物件から直線距離で2kmまでの距離にある月極駐車場を契約すれば、車庫証明の申請が可能です。
月極駐車場の利用料金は駐車場によっても異なり、空きがなければ利用することができないため、賃貸物件の契約前に利用できる月極駐車場があるかどうかを確認しておきましょう。
月極駐車場を保管場所に指定して申請する際には、「保管場所使用承諾証明書」に駐車場所有者の署名をもらう必要があります。
月極駐車場の運営会社のなかには、車庫証明の申請に必要な書類のサポートをしてくれる会社もあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
駐車場の契約時に車庫証明に必要な書類の用意を進めておけば、申請がスムーズに進みます。
駐車場であればコインパーキングでも良いのではないかとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、コインパーキングを保管場所に指定するのはあまりおすすめできません。
コインパーキングは日によって利用者が変わり、満車になると利用できないため、状況によっては駐車できないこともあるでしょう。
申請後の調査の際に「保管場所として使用できる権限がない」と判断されることが多いので、コインパーキングを保管場所に指定しても車庫証明が取れないおそれがあります。
親族所有の駐車場を保管場所に指定する
家族や親族などが駐車場を所有しているのであれば、その駐車場を借りて保管場所に指定するのも良いでしょう。
月極駐車場のように賃料のやりとりが発生していなくても、車庫証明の申請には問題がありません。
親族所有の駐車場を保管場所に指定する場合も、証明書に所有者の署名をもらう必要があります。
また、駐車場が車庫証明の条件に合致しているかどうかを忘れずに確認しておきましょう。
まとめ
車庫証明が必要な自家用車を所有されている方が賃貸物件に引っ越す際には、車庫証明の申請手続きが必要不可欠です。
賃貸物件に駐車場がなければ月極駐車場などで代替できるので、賃貸物件の契約を進める際には車庫証明の準備もあわせて進めておきましょう。

トマトハウス スタッフブログ編集部
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